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ソーラン節の原点を探しに 第3回

江差追分

2006年6月21日(水)
 
みなさ〜ん、お待たせしました!いよいよ日本各地の民謡を紹介していきます!まず第一回目は、北海道の民謡です。

北海道の開拓の歴史は新しいため、本州各地のような長い伝統に根ざした民謡はほとんどありません。多くは明治時代になって、本州から新しく入ってきたものですが、例外は「江差追分(えさしおいわけ)」や「ソーラン節」などです。ニシン漁で栄えた江差には、旅芸人である越後の座頭(ざとう)や津軽の津軽坊などが、三味線をたずさえてやってきて、色街のお座敷をにぎわせました。
彼らが持ち込んだ唄に加えて、北前船(きたまえぶね)の船乗りたちが寄港先で覚えた各地の流行歌などが加わり、しだいに江差独自の唄ができていきます。蝦夷地ならではの風土や生活が、新しい調べと歌詞に刻み込まれたのです。

明治時代になり、全国各地から開拓移民が入ってくると、それぞれのふるさとの民謡や流行歌など、さまざまな要素が混じり合って、多くの唄を成立させました。それらの中では、漁場の労働者、山子(やまこ)、土工、炭鉱夫、女工(じょこう)などによって唄われた労働唄(「女工節」)などが少なくありません。また、「鱈(たら)つり節」や「十勝馬唄」、「北海盆唄」など、創作された新しい民謡も生まれています。
*山子・・・投機(とうき)などの山事(やまごと)をする人
*女工・・・工場で働く女子労働者  


では、いくつかの北海道民謡を詳しく紹介していきます!





提供:江差町観光係

江差追分

−前唄−
な松前江差の 津花の浜で ヤンサノェー
すいた同志の なき別れ
ついていく気は やまやまなれどネ〜
女通さぬ 場所がある


−本唄−
忍路高島 およびもないが
せめて歌棄 磯谷まで


−後唄−
蝦夷地海路の おかもい様はネ〜
なぜに女の 足とめる



起源はあいまいになっていますが、北海道に渡ってくる前は信州(現長野県)→越後(現新潟県)→蝦夷地(現北海道)という経路をたどって唄いつがれてきたようです。追分節からの越後追分(松前節と呼ばれた)と、松坂くずしからの謙良節(けんりょうぶし)の2つとが江差に運ばれてそれらが結びついて「江差追分」が誕生したということです。このように越後から伝わったというのが定説となっています(その他にもアイヌ唄起源説や義経伝説起源説などがあるようです)。 
唄の特徴としては、本唄が主体。二上がり調子、7節を7声で途中切らずに唄います。江差追分三大歌詞は「かもめの鳴く音にふと目をさましあれが蝦夷地の山かいな」「忍路高島およびもないがせめて歌棄磯谷まで」「松前江差のかもめの島は 地からはえたか浮き島か」などです。そしてこの唄は、前唄・本唄・後唄に分かれているそうですよ。一体どんな感じで歌われているのか聴いてみたいですね!!


豆知識
「江差」の町名の由来はアイヌ語の「エサシ」(昆布の意)とのこと〜!!へぇ〜!!昆布の町かぁ。
 
 
BACK NUMBER
第3回 江差追分 2006年6月21日(水)
第2回 日本全国の民謡 2006年6月5日(月)
第1回 ソーラン節が生まれた町 2006年5月1日(月)
 
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